あらけんのブログ『やれない理由探す暇があるなら、どうやったらできるか考えれば良いのに』

MAIZOKINで埋蔵ケータイ掘ったり。ビジネスの話や日常思っていることなど。

シード段階のスタートアップ企業が失敗しないたった1つの方法

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この記事を3行でまとめると
・友人たちへ近況報告
・これから起業する人へ失敗についてアドバイス


あれ?2行だった。
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(1)経緯
ブログ更新も2ヶ月ぶりということでこの2ヶ月何をやっていたかというと、徳川埋蔵金を掘っていました。

嘘です、MAIZOKINというプロダクトを作っていました
https://vimeo.com/248758372

 

昨年の後半はTC TokyoとIVSと(弊社代表が)ピッチに出させて頂いて、VCの方など多くの方からご意見をいただきました。

ピッチの準備と資金調達でかなり時間を使ってしまったので、2018年は実際にアプリ作るまでステルス開発にしようと思ったのです。

実は2月に資金調達しましたがそれもリリースを出さず、仕様を変更したり、仕様を変更したり、仕様を変更したり、そして仕様を変更したりしていました。

 

(2)迷い
仕様を変更した仕様を変更した仕様を変更した仕様を変更していくと、一つの問題が出て来ました。

「どれが正解なのか?」

私は常日頃から、

「答え探しは止めよう、どれが正解かを迷うよりも、選んだ答えを正解に変えるだけの努力をしよう」

と言い続けて来ました。

けれども、風呂敷を広げてピッチ予選を通過し資金調達もした段階で、いつの間にか自分はどれが正解なのか迷っていました。

「失敗をしたくない」

そう、考えていました。
失敗が許されないので、毎週のように仕様が変わり、そして迷うのです。


(3)相談
自分の判断に自信が持てなくなった起業家ほど危ない生き物はありません。
もはやラディッツに発見された第一村人ぐらいの戦闘力でしょう。

「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」

ただ、第一村人よりも私が勝っている事が一つだけありました。
それは、サイヤ人が敵ではなく味方にも居るという事です。

株主ってありがたいですよね。
お金だけじゃなく知恵もいただけるのです。

早速相談のアポを取り、よろよろになりながら昨年後半からこれまでの経緯と仕様と、今年1年の事業計画とこれから目指している世界観を説明しました。

「言っても聞かないのは慣れて来たから平気なんだけど、本当にそれやりたい事なの?何やってもいいから、やりたいことをやるのと、今見えている事をやるんじゃなくて、1個ぐらい未来に向けてワクワクするような、わけわからない事入れといてよ。」

株主様からフルボッ…ありがたい助言を頂き、クリリンぐらいまで戦闘力が回復。


(4)株主
シード期、その前のプレシード期、起業準備中のみなさん、持つべきものは株主です。
著名なベンチャーキャピタルの名前とか、大きな金融系の投資会社とか、そんなんで選んじゃダメです。
自分の担当となる「人」が誰で、その人がサイヤ人なのかどうか?これだけが、決めるポイントです。

・その人が株主になる事で会社のバリューが上がるのか?
・次の調達時に資金出す人を連れて来てくれるのか?
・営業拡散めっちゃ頑張ってくれるのか

ぜひ最初の調達(プレシードなのか、シードなのか)ではこのどれかに当てはまる人から調達することをお勧めします。
あいりぺは良い株主に恵まれました。


(5)目的
ということで自身(自信)を取り戻し、そもそも儲かりそうなIT企業を無理してやる前に、目指していたビジョンを思い出しました。

ポケベルで連絡を取り合っていた*2*2時代、PHSでピーメールしていた高校時代、ガラケーで緑のクジラを見て居た大学時代、XPERIAさまからGalaxynoteに乗り換えたAndroid時代、自分の人生にはいつもそばにdocomoショップがいました。

そしてiPhoneに変えたとたん、docomoショップは何もしてくれなくなりました。
願いを叶えたシェンロン並みの掌返しに困っていたところで、スマホやモバイルデバイスの第三者修理の重要さに気がついたのでした。

でも、昨年後半で即時買取が盛り上がったり、即時買取企業が即時買取されたりして、舞い上がっちゃったんですよね。これからは即時買取だと。
いかんですね。


人間、ピンチの時よりも伸びている時の方が中身が「ぐじゃ」っとすると学びました。
あいりぺは、出張修理マッチングプラッットフォームでした。

 


(6)失敗
シード段階のスタートアップ企業が失敗しないたった1つの方法は、たくさん失敗する事でした。
わすれとった。
誰よりも早く、自分の仮説からプロトタイプ作ってリリースして、失敗をすると。
7回転んで8回倒れても失敗して改良すると。
前に倒れて問題と解決法のフィットを目指します。
だから、ステルスだの多機能アプリだのちょっと闇の刺客に引きづりこまれてましたね。

僕らがやるべきことは失敗しないための仕様変更ではなく、成功するために失敗を最速でたくさん経験することだったのです。

闇から抜け出したので、このブログが、数ヶ月後でも数年後でも、失敗が許されず仕様変更を繰り返して迷路に迷い込んだ起業家の、何かのキッカケになれば幸いです。

 

(7)付録
企業が作って、使って、壊れて、捨てる。これが企業成長を後押しして来たこれまでの消費経済ですが、愛がないし持続的じゃないと。

企業が作って、使って、壊れて、の後に修理を加えることで、リユース市場の隣に修理市場ができるんですね、捨てない経済リペアエコノミーが。

でも、作った企業が修理を考慮しない経済を主導しているわけで。だって、新品買って欲しいだろうから。

じゃあ、第三者が修理すればいいじゃんと。セルフ修理だったり、民間企業だったり。

そんな営利目的じゃない、リペアエコノミーを推進する活動も行なっていきたいと思っているあいりぺなのでした。

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https://twitter.com/arakens/status/973503003754840064