あらけんのブログ『やれない理由探す暇があるなら、どうやったらできるか考えれば良いのに』

MAIZOKINで埋蔵ケータイ掘ったり。ビジネスの話や日常思っていることなど。

1番必要なのはwhy?の部分で、しかも“最初に”必要な事なのかもしれない

f:id:arakens:20150522231505j:plain

早稲田のビジネススクールで学んでいるわけなんだけど、先日(自分にとっては)大変面白くない講義に出会った。


講義のテーマに興味がなかったという話ではなく、開始5分で何の話をしているのか、なぜこの様な講義をしていらっしゃるのか、意味がわからなかった。

自分は、大学を卒業してからずっと経営者なので自分が主体的に仕事をすることが多い。だから、ここまで酷い「置いてきぼり感」は大学時代以来じゃないだろうか。

講義があまりにも『ポカーン』だったせいで、その講義に参加していた仲間がクラス限定のfacebookグループにスレッドを立てた。


「今受けてる講義って、何の話をしているのか誰か解説してくれないか?」

このスレッドが大変盛り上がり、わからないと同調する者や、笑いを取りに行く者、真面目に解説を試みる者など大変楽しい時間となった。

講義内容がわからないながらも1週間後にはレポート提出があるので、言葉を理解しながらその場でググりながらなんとか何の話をしているのかまでは、分かりかけた。どうやら経済の話の様だ。

そして終了時間になり、最後までいったい今何を学んでいるのか何なのか靄ががっていて『ポカーン』だったなぁとパソコンを閉じようとした時、教授が最後のまとめでこんな話をしだした。

ドトールコーヒーってあるじゃないですか。あれの創業者は、ニューユークだかパリだかに行った際に早朝ビジネスマンがコーヒーショップで買ったコーヒーを片手に颯爽と歩いているのを見て、これは絶対に日本でも当たると考えて日本で起業したんですね。」

 

「ビジネスチャンスというのはそこら中に転がっていて。それを見つける手段の一つとして、経済全体の流れを知ることで、ビジネスチャンスを見つけることができるかもしれない。」

この言葉を聞いて、90分間机でポカーンとしていた脳が一気に活性化して、意味も分からずメモしていた単語と配布資料を見直して脳を回転させてわかった。

これ、マクロ経済の講義で、なんで経営じゃなく経済全体の流れを学ぶ必要があるのかは、経済全体の流れを知ることでビジネスチャンスを見つけることができるかも知れないから。


その事自体は、まあ自分みたいに年中ビジネスチャンスを探している人以外にはどうでもいいと思うんだけど、そんなことよりも、部下だったりプロジェクトメンバーが『ポカーン』としていたら、why?(なぜ)を教えて、このプロジェクトはなぜやっているのか、を徹底的に叩き込む必要があるということ。

プロジェクトをまとめる人とか管理職、マネジメントの人は、まあ優秀な人がやることが多いはず。部下ができないとか、ポカーンのときに、『無能なやつめ』と思いながらWhat?何をやるのか指示するだろう。

けれども、何をやるのかよりも、why?なぜやるのかを、本人が理解できるまで教え、プロジェクトの全体像を掴ませると良いのかもしれない。


願わくば、その教授が来年同じ講義をする時にはドトールの件は開始1秒で話してくれることを、後輩たちの為に切に願う。

「まったく出来ない人の気持ちが分かる」
というとても貴重な体験だった。